企業事例と実証実験

Case & Experiment

#3

アニメ・ゲームキャラの版権イラストと相性抜群!「スキャンスタンプラリーAR」デモ開発事例

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昨年の5Gの導入を皮切りに、大手キャリアからiPhoneに対応したARグラスなどが発表されるなど、ますます賑わいを見せるXR市場。BtoB向けのXRソリューション市場は2023年度まで年平均成長率45.8%で推移し、632億円に到達すると予測されています。(※1)

ビジネス向けXRソリューション市場推移※1:デロイト トーマツ ミック経済研究所,<デロイト トーマツ グループ「TMT Predictions 2021」>, https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/technology-media-and-telecommunications/articles/tmt-predictions-2021-xr.html,図表6-1「ビジネス向けXRソリューション市場推移」

このようにビジネスの場面でも、デジタル化の流れはより激化していくと考えられます。
今回はWEB AR活用の定番となったARスタンプラリーからアクアスターならではの要素を追加した「スキャンスタンプラリーAR」をご紹介します!

松本昌彦

松本昌彦

主任研究員 / エンジニア

インタラクションからAR/VRコンテンツまで幅広く対応するリードエンジニア
新しい技術のフォローに余念がなく、常にアカウントやクリエイティブと連携した開発を行う

調査概要

「スキャンスタンプラリーAR」とは?


スマートフォンのカメラを利用したWEB ARスタンプラリー



特定のマーカー画像にカメラをかざすとスタンプ付与され、すべて集めると特典と交換が可能になるコンテンツです。スタンプを集めるためにユーザーの回遊率促進が見込まれ、イベントや地域活性キャンペーンでの導入に効果があります。

アプリダウンロードが不要でブラウザ上で完結するWEB ARは、参加のハードルを下げることもできます。

使い方



  1. 専用サイトにアクセス

  2. マップを確認して、マーカー画像を探す

  3. 「スキャンする」をタップして、ブラウザ上でカメラを起動

  4. 画面内にマーカー画像を合わせて撮影、スタンプを獲得

  5. スタンプが集まったら「オリジナルグッズと交換する」をタップして専用フォームに移動


実際のキャプチャ動画はこちらです!



ポスターやパネルなどをマーカーとして使用できるので、アニメ・ゲームキャラの版権イラストと相性が抜群です。地方誘致の施策で版権を活用したイベントの開催が多くなり、キャラの等身大パネルやポスターを設置しているのが目に留まるようになりました。スキャンスタンプラリーARを導入して参加型コンテンツにすることで、よりファンの心を掴むイベントになります。

導入メリット



  • ・クーポン付与やプレゼントキャンペーンで購買促進の効果も期待できる

  • ・データからユーザー行動の定量的な分析が可能

  • ・コストがリアルイベントと比べ安価

  • ・物理的なスタンプでないため、非接触でコロナ禍でも楽しみやすい



また、スキャンスタンプラリーARでは、「スタンプを集めて応募」だけではなく「会場に隠されたマーカーを探し出す」「マーカーをスキャンするとヒントがもらえる謎解き/クイズ」など、アイディア次第で活用の可能性が広がります。

まとめ


従来のアナログでは不可能だった演出やキャンペーンとの連携で、ユーザーにより楽しんでもらえる体験を提供することが成功への近道です。

アクアスターは広告ビジュアル・イラスト制作に強みを持っており今回ご紹介したコンテンツのように企画、マーカーイラスト制作、実装までワンストップで対応可能となっています。
版権キャラとARを活用したプロモーションでお悩みがございましたら、ぜひご相談ください!

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