企業事例と実証実験

Case & Experiment

#4

塗り絵が動き出す!「お絵描きAR」サンプル開発事例

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塗り絵が動き出す!「お絵描きAR」サンプル開発事例


近年、急速に普及している「WebAR」。
昔は馴染みがなくそもそもWebARって何?という方も多かったかと思いますが、XR(クロスリアリティ)と呼ばれるAR,VR,MRが日常のすぐそばで体験できる時代になりました。

> WebARに関してはこちら

アプリのダウンロードの手間がなく、スマートフォンやタブレットさえあればすぐに体験できる「WebAR」だからこそ、多くの消費者にリーチを伸ばすことが可能です。

今回はWEB AR開発事例、第三弾「お絵描きAR」その活用方法や事例をご紹介します。


松本昌彦

松本昌彦

主任研究員 / エンジニア

インタラクションからAR/VRコンテンツまで幅広く対応するリードエンジニア
新しい技術のフォローに余念がなく、常にアカウントやクリエイティブと連携した開発を行う

調査概要

お絵描きARとは


自分が塗ったイラストが3Dやアニメーションになってデバイスの画面上に表示されるAR



キャラクターや乗り物などARに表示させたいものが描かれた専用用紙を用意します。
その特定のイラストに色を塗り、専用サイトのカメラをかざすことによって、描かれたものが画面上で3Dやアニメーションとして動き出し、オリジナルイラストと写真を撮ることができるコンテンツです。

特に子ども向けのイベントなどの導入に有効で、親子間のコミュニケーションを促進することが出来ます。



お絵描きARの活用方法


動画では、色を塗ったテントウムシが動き出し、写真を撮影することができました!
上記の動画のようにロゴや、パッケージの塗り絵で、社名や商品をアピールすることが出来る以外にも、ゲームやマンガなどのキャラクターで「お絵描きAR」を作成して3D、2Dアニメで現れる!というコンテンツが開発可能です。

さらに、そのキャラクターをそのまま操作できるミニゲーム、キャラクターと簡単なコミュニケーションが取れるコンテンツなど、さまざまな付加価値の追加もできます。

お絵描きARのメリット


「おえかきAR」を導入するメリットを2点ご紹介します。

① ファンのロイヤル化


活用方法の部分でもお伝えした通り、自社でキャラクターやIPを持っている場合は親和性が高いコンテンツです。世界に1つだけのオリジナルイラストが作成できることから、そのキャラクターやブランドに対して更に愛着を持ってもらいやすくなります。
商品やサービスの購買に直結させるのは、ハードルが高いですが、その代わりにブランド(企業)に対してのイメージ向上に繋がります。

② SNS上での「口コミ効果」


作成したオリジナルイラストは写真や動画といったデータで保存ができます。その為、SNSのシェアに誘導することが容易で、ユーザー発信からの拡散で「認知向上」につながります。また、体験時に撮影した画像とハッシュタグ機能を利用し「投稿キャンペーン」を同時に行うことで、話題づくりにも効果を発揮します。

今回は2点のメリットを紹介しました。
このほかにも、ユーザー行動の分析や顧客情報の獲得、体験者限定プレゼントキャンペーンなどの機能を統合ができるというメリットもあります!

まとめ


塗り絵が動くというコンテンツは、目新しさがありWebARだからこそ、より多くの人に体験してもらうことが可能となります。子どもたちにも人気が出やすいのでファミリー層をターゲットにしたプロモーションにも最適です。またIPと組み合わせはコンテンツのブランディングや、サービスのファンになる入口として大変有用です!

アクアスターではWebARの企画、イラスト制作、実装までワンストップで対応しています。「お絵描きAR」含め、WebARの施策をご検討の際はぜひご相談ください!

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